Twitterの初歩の初歩えながら考えたこと。

今日は、自分の本来業務である若者の自立支援ではなく、
ソーシャルメディアの広報戦略的な活用術について、
セミナーの講師をやってきた。

日々、発信し続けてると、
こういう仕事が舞い込んでくるから面白い。

受講者は、いわゆる『青年の家』と呼ばれている、
全国の青少年宿泊型研修施設職員の方々を中心に、
50名程度の方々で、
20代の若い参加者も多く見受けられたが、
「Twitterの初歩の初歩から教えてくれ」というオーダーだった。

職業柄、ソーシャルメディアになかなか馴染みが薄いとのことだったが、
開始前に挙手でアンケートを取ると、
TwitterもFacebookもそこそこユーザーがいた。

しかし、広報等活用するには至らないという感じ。

懇親会に参加させていただき、
いろいろと話を伺ったところ、
活用には至らない職業柄的障壁は、
どうやら組織構造にあることがわかった。

ある方の言った以下の発言がまさに的を射ている。

「ソーシャルメディアの特性を活かせる、組織形態ではないんです」

今はどうか知らないが、
横浜市ではツイートひとつに稟議書が必要だと言っていた。
あれは、冗談だったのかな?

昨日聞いた話しでは、Facebookへの投稿に、
上司3名を経なければできないと言ってた。
3名が職場にいれば、1日でアップできるが、
いなければ、待たないとならない…。

まさに、ソーシャルメディアの特性である、
タイムリーさや、スピード感、
手軽さが奪われている。

勿体ないなあ、と思う。

今回の企画には、
『青年の家』が、今後社会の中でどう存続していくか、
という抜き差しならない意味もあるわけで、
自分たちの社会的意義をアピールするとともに、
社会的なニーズを擦り合わせる場としても、
ソーシャルメディアを上手に活用するべきだと思う。

例えば、市長選があったとしよう。
A候補は、青年の家の廃止を訴え、
B候補は、存続を訴えているとする。

青年の家のユーザーは、子どもとその家族。
ただ、実際にそう多くの方が利用しているわけではないだろうから、
そう多くの方が知ってるわけではない。

A候補は意味性はさて置き、
こんな施設にこんなコストがかかってると言うだろう。

自分には一切関係のない施設なら、
無駄と感じる有権者も多いはずである。

B候補は、意味性、社会的意義を訴えるだろう。

しかし、日常的な活動の風景や、
それこそ子どもたちのイキイキとした笑顔という、
ビジュアルが伴わないアピールは、訴求性に欠け、
なかなか、有権者の気持ちを動かすには至らないと思われる。

現状では、廃止という話が出たら、
誰にも食い止めれないということだ。

例えばの話として、さらに進めると。

この時、一度利用したことのある保護者が、
その後、Facebookのファンページに「いいね!」してたり、
Twitterをフォローして、
日々の活動を、自分の子どもの小さい頃と重ね合わせ、
懐かしみながら眺めているとか。

そんな余韻をソーシャルメディアで楽しみながら交流が生まれ、
そこから新たなイベントが企画され、
新規ユーザーを獲得し続けていたら…。

その人たちは、
恐らくB候補を応援し、
廃止に対する反対運動をしてくれるかもしれない。

まあ、例えばだけど。

民間なら間違いなくそういう手法を取るし、
現に、同業のNPO法人は上手に活用し、
成功事例を出しているという。

懇親会の席上、
名刺交換していただいた弊社の名刺が話題になった。
ちょっとした工夫が施されており、
絶対忘れられない名刺交換を目指している。

それは、名刺交換というワンチャンスを逃さないため。

「民間の人の発想だよねえ」と言われた。

民間の人の発想=自分の食い扶持を自分で作らなければならない人たち。

弊社の名刺は、法人の生存本能が生んだということに他ならない。

昨日のエントリーに書いたように、
人は、サバイバルな状況にならないと、
やはりやる気スイッチは入らないのか。


しかし、どう考えても、
すでにサバイバルな状況に置かれているはずなんだどな。

TwitterやFacebookで、
この状況を一発逆転できるとは思わない。
しかし、積み重ねのうちの一つの層には、
確実になるものだと思う。

僕の話した話に、
何かヒントがあり、アクションに繋がることを願う。
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