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本日、首都圏ネットワークで取り上げられたバイターンの補足説明と事業主の皆さまへのお願い。

バイターン2

首都圏ネットワークをご覧になり、
このブログにたどり着いて下さった皆さま、
ご視聴いただき、ありがとうございます。

番組内ではわかりにくかった仕組みについて、
若干の補足説明を致します。

現在バイターンは、神奈川県立田奈高等学校のみで、
神奈川県の新しい公共事業を協議体で受託し、
23年度1月より実施している事業になります。

特集の最後で、アナウンサーの方がおっしゃっていたように、
複数の高校が、開拓企業をシェアできる仕組みを現在模索しています。

開始からちょうど1年が経ち、
40社近くの企業様が登録いただき、22名の生徒が3日間の無給研修を経て、
15名の生徒がアルバイトとして職場で活躍しており、
そのうちの1名は内定を獲得しています。

本日、取り上げられていた美容室の女子生徒ともそのうちの一人です。

このような仕組みが、なぜ高校に必要なのか、
首をひねられた方々もいらっしゃるのではないでしょうか?

現在、全国の高校から、毎年5万人近くの生徒が、
進路未決定、即ち就職も進学もしないまま卒業しています。
この進路未決定者を多く排出しているのが、
普通科教育課題校と、定時制高校だと言われています。

進路未決定者の特徴を皆さんはご存知でしょうか?

1)普通科高校
2)学力下位校
3)女性
4)生活保護世帯
5)片親世帯

1〜2は、経済格差と教育格差の密接関係そのものです。
そして3〜5は本人が選ぶことができません。

進路未決定を、自己責任として片付けてしまうのは、
あまりに酷だと思いませんか?

今日の番組内で、モーニングコールをしていた先生を思い出せるでしょうか?

あれを見て、何を感じましたか。
甘やかし、過保護だと思いませんでしたか?

では本来、あれは誰の役目でしょうか?

想像してみてください。

その役目を果たす人がいない、或は機能を果たせなくなっている…。
だから、地域や学校が世帯の機能を補完している、
それがバイターンです。

彼らの職業人生のスタート時のつまずきは、
やがて彼らの人生に大きな影響を及ぼし、
生活保護等の社会保障を受けるリスクが高くなり、
日本の社会保障を支える中間層になるのは難しいかもしれません。

しかし、今、あの若さで支援の手が伸びればきっとなんとかなる。
今日テレビを観て、そう思いませんでしたか?

ちなみに、生活保護世帯のお子さんは、
実質上、収入認定により在学中にお金が貯めることが出来ずに、
卒後、世帯分離のタイミングを逸し、
そのまま生活保護受給世帯に飲み込まれやすいと僕は感じていますし、
実際、高校生と付き合ってきて、
欠陥のある設計になっていると言わざる得ません。

バイターンはこの問題を、保護世帯積立型バイターンにすることで、
解決することができると考えていますが、
この考えはまた改めてしっかり語りたいと思います。

職業人生のスタート時のつまずき=フリーターに対して、
日本は本当にやり直しがききにくい社会なんですよね。
だからつまずいた若者たちは、そこから這い上がるよりも死を選ぶ…。

若者というだけでこの国はハイリスクな国になっているのです。

普通科の教育課題集中校にも、内定を獲得してくる生徒がいます。
彼らの傾向は一目瞭然です。

彼らはアルバイト経験をしっかりと持つ者たちです。

そうか、緩やかな専門性を身につけるにはアルバイトが有効なんだ。
ふと、そんな当たり前なことに気づかされます。

しかし近年、主婦や外国人のアルバイトが増え、
その分、高校生がアルバイトに就きにくくなっているようです。
これには統計データがありませんが、
実感値で皆さんも感じてるのはないでしょうか?

マクドナルドの店員って、こんなにおばさんだったっけ?

だったら、学校がアルバイトを斡旋し、
働きの良い生徒がいたらそのまま正社員にしてもらう。
もしも、そこで雇用枠が作れなければ、
安い労働力として使い捨てるのではなく、
正社員として通用する人材に育ててもらう。

おざなりなキャリア教育を受けるよりよっぽどいいぞ。

それがバイターンを僕が企画した最初の動機です。

そのマインドは、運営する先生方や、
協議体の仲間たちによってブラッシュアップされ、
ほぼそのままのカタチで仕組みになって、
受け入れ企業皆さまが新たな意味付けを与えてくれています。

しかし、まだまだ、受け入れ企業は足りていません。
どうか、横浜市内、或は周辺エリアで事業展開している皆さま、
高校生の受け入れをご検討を下さい。

社会貢献だけで受け入れるというのはなあ…と、
悩んでいらっしゃる事業主の皆さんに最後に一言だけ。

中途採用者の暗黙値だけ動いていた会社に、
右も左もわからない暗黙値ゼロの高校生が会社にいることを想像してみて下さい。

暗黙知を形式知化しなければ教えることは出来ないしルールにならない。
その形式化する際に起きる、点が線に繫がっていなかったナレッジが
化学変化を起こすことを想像してみて下さい。

そして前回のブログに登場した、ナチュラーレボーノの植木さんは、
自身のfacebookでこんな書き込みをしていました。

「受け入れられるのは生徒の方ではなく、実は自分の方なのではないか?」

僕は間違いなく、コミュニティ経済を煽る
高校生と企業、地域にとってWin-Winな取り組みだと思っています。
或は互恵なプロジェクトだと思います。

興味があれば、是非こちらまでご連絡ください。
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