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ロックンロールバンド内のコモディティ化対策



今日は、僕がやってるバンドのスタジオの日だった。

働き盛りのメンバーたちの都合を合わせてみると、
週末に午前中が一番都合がいいことがわかった。

ゴルフってそういう理由で週末の午前中なんだなと、
午後からの酒飲みでも納得したんだけど。

うちのバンドは、楽器が上手いとかそういうこと以上に、
人間的な繋がりが重視されるバンドなので、
グレイトフル・デッドにドラムが二人いるように、
ギターが三人いる。

同じ6本の弦が同じキーで張られたギターが三人。
計18本の同じような音楽的嗜好を持った男たちが、
大音量でこの18本の弦を掻き鳴らす。

ロックンロール・バンドというのは、
プレイヤー人口の多いギターが宿命的にコモディティ化し、
より上手い人間が生き残るしかない競争が生まれるのだ。

しかし、この辺がジャム・バンドの緩やかなおおらかさで、
実際には僕ら楽しんでるだけだから、
そういう競争は生まれない。

だけど、どう被らないか、瞬間瞬間、相手の音を聞いて考え、
対応してるわけ。

これは、ある意味、自分意外のギターがいるバンドにいる
ギタリストにとっては宿命のようなものだろう。

求められるスキルは音楽的コミュニケーション・スキルだろうか?

あいつはパワーコードでゴリゴリ来てるから、
俺はオブリガードでしっとり攻めようかな、とか。
誰がソロを取るかお見合いになってしまうとか。

ただ実際は、力量の高くない素人的には、
手元ばかりが気になり、アイコンタクトなどする余裕もない。

そこで僕は、はなからみんなと違うオープンチューニング(E)ってのにして、
スライドギターでスタジオに入ることにした。

これにすることで、アプローチが他の二人とは明確に違うことができるし、
カントリー的なアプローチなど、バンドとしてのバリエーションも増える。

これって、コモディティ化したロックンロール・バンドの差別化を、
反射神経的に行ったんだと思うんだけど、
自分らしいアクションだったなと、今日のスタジオを振り返って思う。

自分をある環境設定内で意味のある存在として活躍するための積極的なアクション。

洋服が被るのがイヤとか、
団体行動でみんなと同じ事をしてるのがイヤだとか、
そういう同調圧力とか強制力、
或いは気づいたらみんなが同じ方向を向いていたみたいな、
そういうことから、どう自由になれるか?

僕は常にそういうことを考え続けた人生なわけだけど、
こういうところにも、
そういう意思が働いていることが、確認できた一日だったし、
こういうことがロックだなあと思ったりする。

コモディティ化からどう抜け出すかを考える、
いい機会になった気がする。

それは空気を読むことではなく、
自分の内側で本当にしたいことを考えること。

答えは自分の中にある。それを突き詰めること。
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