「若いというだけでハイリスクな時代」 〜20〜24歳の自殺率の増加が凄まじい〜

自殺率

静岡県立大学の教授で、
NPO法人青少年就労支援ネットワーク静岡の代表を勤めている
津富宏さんが、昨日Twitter(@Hiroshi Tsutomi)で上記のデータをツイートされた。

先生がアップしていたデータを見やすく表にして、
15年間の数値上昇をわかりやすくするために、
2010年ー1995年をしたものを2010年に( )で書き足してみた。

その数字の羅列から、恐ろしく単純なパターンを見つけることができ、
衝撃が走る…。追って悲しみ。

「今年もまた、自殺者が3万人を突破しました」というニュースを、
もはや、恒例行事のような慣れが生じて聞き流しているような社会で、
このパターンを声高に叫ぶ者はいないのだろうか。

改めて、20〜24歳の大学生就活前後の自殺率の増加が凄まじい。
以下、津富先生のコメントそのまま紹介させてもらう。

この15年間、日本社会が音を立てて壊れているのが分かる。これに気付かずに、若者や働く世代に圧力をかけ続ける、政治と企業の鈍感さへの恐怖。日本は「生きづらさ」どころか、「生きてすらいられない」ことが明らか。身近で、しんどさを抱えている若い人がたくさんいることを日々感じているが、彼らを死なすわけにはいかない。数字を並べただけで、涙が出ることは少ないが、命を絶った一人一人の積み上げでこの数字があることを考え、しんどい若者のことを考えると、涙を禁じ得ない。私たちが、社会を変えなければいけないことはあまりに明白。



この表から、津富先生のおっしゃる通り、
この15年間の日本が音を立てて崩れていくのが”よく”わかる。

しかし、その音を聞いた者がいるのか?
その音に反応した大人たちがいるのか?

自殺というのは、微弱なSOSに気付いてもらえなかった若者たちの、
メッセージを届ける最後の手段だったんじゃないかと僕は思う。

この数字を真っ向から受け止め、
この数字には表れていない、日常を何食わぬ顔で、
ギリギリのところで踏ん張って生きている、
自殺年虜を抱えた若者たちを、大人たちみんなで想像してみるべきだ。

今のこの世代の若者たちが抱えている生き辛さを、
社会はもっと共感するべきだ。

再び、数字を凝視してみよう。
語られることのなかった物語が浮かび上がって来るようだ…。

若くして命を絶った方々のご冥福を心よりお祈り致します。
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