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学校連携で教師から支援者にキラーパスが通る3つのポイント

課題集中校と呼ばれる高校での相談も今年で3年目。
上手く生徒と関わることができて、
1年生の時に中退しそうなだった子たちが今は2年生で、
「石井さん、あいつ今絶好調ですよ!」なんて先生にご報告を頂いたり。

3年のはじめに「別に話すことないから」とふてくされてた生徒が、
話し出したら泣き出して…。そんな生徒が、
「石井さん、あの◯◯が内定取ったよ!」なんて話になってたり。

ようやく、その場の収束だけではない、
「成果」を感じられるようになってきています。

しかし、その一方では残念ながらどうにもならなかったケースもやはりあります。

そんな生徒の顔を思い浮かべると、
僕の想いとしては「もう少し早く出逢えてたらなあ」なのです。
もちろん、早く会えればどうにかできるってものじゃないのですが。

なんとかなった生徒を思い返していくと、
2年生のいいタイミングで出逢えて、3年生で結果出てるとか、
単位等まだ猶予が残ってるうちに会えてんですよね。

要するに担任からのキラーパスが出ているんです。

適材適所にボール(ケース)が回っていく感じという意味で、
僕はよくこのキラーパスという言葉を現場で使っています。

そして、この3年間でわかったのは、
それらのキラーパスが学校内で通るには、
以下の3つの条件が揃ってないとダメだということです。

①担任がしっかり生徒を見てコミュニケーションが取れていること
②校内で相談の仕組みが定着していること。
③担任(学校)と僕との信頼関係があること。

もう少し選手・相談員=教師、生徒=ボールというサッカーのメタファーで考えるなら、
①選手はボールがどれくらいのスピードでどの方向に転がっているのかを見極め、
そのボールをトラップした後に、
②パスが出せる位置に選手がいるフォーメーションができており、
③あいつならこれくらいのパスは受け止めてくれるだろうという信頼の元に、
ちょっと裏を突くようなパスを出し、それが見事に通る。

この時に実は大切なのが、サッカー日本代表の遠藤のような選手。
この選手が学校の中のフォーメーションを掌握していて、
一回バックパスを出して体制を立て直したり、
ゴリ押しの縦パスを出したりしているんですよね。

サッカー好きの方には拙い例えでイライラしたかもれませんね、ごめんなさいw

今日このブログで外部支援者として一番伝えたいことは②③についてです。

学校という組織の中に食い込んで、②の仕組みの一部になるということと、
そして③の信頼関係を築くことは一朝一夕には築けないということです。

僕もようやく3年、「やっとここまで来たか」という振り返る感じと、
「まだまだこれしきかあ」という見上げる山の中腹にいるような感じがしています。

もっとじっくり腰を据えて、最低5年、
学校の文化に溶け込むまで行くなら10年は出来る事業にしなくてはいけないと、
つくづく思う今日このごろです。

しかし、高校にはこのような予算はありません。
例えば地域若者サポートステーションの学校連携事業等で、
他力本願でしかこれを果たしようがないというのが実情です。

サポステの学校連携事業が危うい、いやいやサポステ自体が危ういぞ、
というまことしやかな噂に翻弄されるのではなく、
学校自体が予算を持ち、
学校が選んだ法人と学校が単年度ではない契約を
結べるようにならなくてはならないのではないでしょうか?
(日本は公的な教育費の支出がOECD中最下位です)

教育という国家百年の計があまりにも軽視されているなと、
外部から学校に入らせてもらってる身として冷々しております。
もっと教育を大切に、生徒ファーストで考えましょうよ。
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