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若者たちは「根性がないんじゃなくて、踏ん張りどころがないんじゃないですかね?」

僕を若者たちの擁護者と見立ててか、
おじさんである僕が「おじさん」と思う年齢の方々から、
若者への苦言を呈されることがたまにあります。

参考までに、おばさんから言われることはほとんどありません。
おばさんからはウチの息子や娘への苦言が多いですw。

おじさんいわく、最近の若者は根性がないんだそうです。

う〜ん…、確かにそういう若者もいますよね。
でもそれって、あなたもの世代でも言われてませんでしたか?
よくあるジョークですが、発掘された遺跡の中に、
イマドキの若者への苦言が記されていたらしいですよ。
かく言う私も「新人類」なんて呼ばれた世代ですしね。

なんてことは口にせず、
「データを見ると若者の早期離職は世相に関係なく、
昔から一定数は辞めているみたいですよ」
と軽くジャブを打ちます。
厚労省の「新規学卒就職者の在職期間別離職率の推移」を見れば一目瞭然です。

そんな軽いジャブの後に、
「根性がないんじゃなくて、踏ん張りどころがないんじゃないですかね?」
という僕の実感を話ます。

これは、右肩上がりの時代の頑張れば頑張っただけ生活が豊かになった時代から〜、
なんていうものとは違う、もっとリアルな実感なんですが。

タクシー運転手への度重なる暴行事件や、
駅員が乗客に執拗にイチャモンを付けられている暴力的光景を見るにつけ、
この国の一部の人々は接客・サービス業全般を舐めきってるという現実が
厳然としてあるように思います。

この接客・サービス業を舐めきってる人々と、
若者に苦言を呈する人たちの因果関係が急に気になりだしましたが、
それは置いといて。

接客・サービスはバイトにさせておいて、社員は管理だけしてるという、
飲食や小売業界の業態に見るにつけ、
求められるサービスの質の高さと労働価値が乖離していると感じませんか?

そして、そのようやサービス業に就く(就かざる得ない)人と、
管理者等マネージャーになる人の差に学歴やそれを底支えする経済資本が影響していると思うんです。

単純に、学歴や経済資本に関係なく就ける仕事が、
サービス業や単純な製造業という傾向が背景にあるわけですが、
社会的に尊敬される職とされない職がある程度学歴や家庭環境で決まってしまう。

ITバブルというものがあったものの、
その環境から成り上がりにくくなった固定化し階層化された社会が今だと思うんです。

そして、大卒というブランドが崩壊している今、
大卒でも無業になるかならないかのぎりぎりのところに、
セーフティネット的に接客・サービス業があることも現実であることを思うと、
学歴に関係なく、尊敬される仕事就くことが難しくなってきている、
といえるんじゃないでしょうか?

僕はここで踏ん張りどころ=尊敬や敬いだと定義して語っています。
接客・サービス業から尊厳を奪っている社会に踏ん張りどころはあるのでしょうか?

ちなみに学歴別の30代失業率は中卒13・3%、高卒7・2%、大卒3・5%と、
学歴が低ければ低いほど高くなってます。
これは、尊敬されない職に就く確率が学歴が低いほど高いといえるのではないでしょうか?

僕が常々言っている「仕事は何をしているかじゃなく、誰としているか」というのは、
今後、どんな仕事をしているかよりも、どんなコミュニティに属しているかが重要になる、
そんなキーワードになっていくんじゃないか、
そのときにおじさんも若者もそこに共存共栄できるようなマインドセットが、
今すごく必要なんじゃないの?という思いを強く持っています。

異論反論いろいろ出そうな中途半端なエントリーになりましたが、
若者=根性なしというおじさんたちとこういう話でお酒飲んで、
熱くならずにお互いを労いあえるような、そんなネタ提供というところでご容赦を。

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