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若者が洋楽を聴かなくなった本当の理由

いつの間にロック少年は「洋楽」を聴かなくなったのか?DrillSpin Column(ドリルスピン・コラム)

こんな記事が話題になっていた。

記事の中のダイノジの大谷ノブ彦さんのブログ引用から
(この人がそんな活動をしてるなんて知らなくて、ちょっと好きになった)

「かっこいい音楽がどうかっこいいのか、どう聴いていったらいいのか、ガイドが本当に不足しているのが原因なのは明らかだ」


ということに原因を見いだそうとしてるが、
結局、何が原因なのかは読んでもよくわからなかった。

僕は、80年代から洋楽を聴き始めた世代として異を唱えたい。

今は本当に情報=ガイドがあるということ。
僕らはFMラジオのラジオの前にかじり付き、
カセットテープにDJの声がかぶらないように必死に録音していたエアチェック世代だ。
愛読雑誌は『FM STATION』だったあ、懐かしいが、この思い出は省略。

時間と場所を選ばずには音楽は聴けなかったし、
情報を入手してから購入までの手続きは今では想像を絶するほど大変だった。
当時、葛飾区で悶々と青春時代を過ごしていた石井青年は、
秋葉原の石丸電機に行かなくては、輸入盤のレコードは手に入らなかった。
ほかにもきっと売ってたんだろうけど、そんな情報すらなかった。

ガイド本の類いも、お金を払わなければならない情報源で、
「このアルバムのギターは誰?」なんて疑問を解消することができず、
少ない情報の中から推理するしかなかった。
しかし今は、Amazonのカスタマーレビューを見れば、だいたい知りたいことは出てるし、
個人的には2004年に開始したMixiのマニアックなコミュニティでの、
コアな情報のやり取りには衝撃的だった。

僕からすれば、これだけ情報があって、
気になったアーティストから深堀しようと思ったら、
どこまでも掘り下げられる時代に、若いリスナーは深堀しないよなあという思いが強い。

また、僕のようなルーツロック好きじゃなくても、
Youtubeやアーティストのサイトで新曲をいくらでも試聴することができるので、
アーティストとリスナーの出会いのチャンネルは格段に増えている。
(これでお腹いっぱいになれるっていうのも要因ではないかとも思う)

だからガイドはあるのだ。

でも、若者の耳は日本語を求めている。

僕の仮説はこうだ。

人はしんどい状況のとき、母国語で共感し励ましてもらいたいものである。

悲しい時、僕なんかはイーグルスのデスペラードや、
トム・ウェイツの悲壮感漂う曲なんか聴いて、
一度どっぷりとその悲しみのムードの中に浸りながら、
やがてアホらしくなり、悲しみの底から這い出てくる、なんてことをする(笑)。

でも、本当にしんどい時は、日本語のロックを聴く。
その時の僕は、共感できるワードや励ましを求めている。
個人的にそれは佐野元春であることが多い。

その“しんどい時”が日常化しているのが今の日本じゃないか。
そしてその中でももっともしんどさを実感している購買層なのが、
日本の若年層なんじゃないだろうか。

だから、邦楽を聴きたくなる。
これはある意味での音楽的ナショナリズム、つまり右傾化じゃないかな。
ついでに言えば、古いロックしか売れないのは、
古き良き時代への逃避なのではないか。

今日はクリスマス・イヴですね。皆さん素敵なクリスマスを!
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