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Eテレ「在日コリアンが抱いた思い証言で語られる戦後史」を観て。

昨夜、何気なく観はじめたEテレで、
戦後の大阪を舞台にした
「在日コリアンが抱いた思い証言で語られる戦後史」という番組をやっていた。

当時の朝鮮人学校の生徒に対するアンケートの中にこんな一文があった。

「なぜ差別されるのか教えてほしい」

差別を受ける理由や歴史もわからないまま、
子どもたちはわけも分からず、日本人に差別を受けていた。

受けいていたと過去形で書いて覚える違和感。
これは余談だけど、現在の朝鮮学校授業料無償化除外問題を考えれば、
今の朝鮮人学校の生徒にアンケートを取っても、
同じことを書く生徒たちはいるのではないか?

ある子どもは、教室の窓から、
母親が沢山の荷物を積んだ荷押し車で坂が登れずに苦労している姿を目撃した。
教室を飛び出し、母親の手伝いに飛んで行きたいけど、
変名を使い朝鮮人であることを隠していたから助けに行けなかった。

今は60代の男性が当時を振り返り、
その悔しさを蘇らせながら、歯を食いしばり語っていた。

番組終了と同時に僕は寝落ちした…。

今朝、iPhoneを観て、
ツイートしようとしていた「なぜ差別されるのか教えてほしい」に目が止まり、
別の記憶が蘇ってきた。

7年ぐらい前の前職のNPO法人でのこと。

織田鉄矢(シェアするココロ)と生活保護世帯の若者への家庭訪問をしていた。
ある時、いやいや僕らの前に座ったパンチパーマの若者が、
母親に聞えよがしにこう言った。

「なんで俺はこんな家に生まれて来ちゃったんだろうなあ」と。

母親は昼間から酒を飲んでケースワーカーへの不満を口にしていた。
生活保護が僕のなかで問題意識として深く刻まれた瞬間だった。

真夏。汗だくになって僕らは自転車で家庭訪問をしていた。
町には当時の安倍政権のポスターが至るところに貼られ、
政権のキャッチコピーである「再チャレンジ」が大書されていた。

再ってなんだよ?
こいつら一度もチャンレンジさせてもらえてもいないのに…。
ふざけんな。

あの頃、織田とはそんな疑問や怒りや不信や希望を語り合っていた。
どういう嗅覚か、そんな話ができるケースワーカーや管理職を見つけては、
自分の感じていることをぶつけて議論をしてた。

この2つのエピソードは、
生まれる家や家系や血やエリアを選んで子どもたちは生まれてこないんだという、
極めて当たり前な話。

しかし、それがその子どもの運命の鍵を握ってしまっている。
その運命を背負わされた若者たちに自己責任論が覆いかぶさる…。

子どもたちに希望を。希望の先にしか未来はない。
そんなことを思う朝です。


「ワンダフル・ワールド」サム・クック Sam Cooke – Wonderful World
昨日こちらのブログを読み、ラブソングではなく実は人種差別に対する歌だっとことを知りました。
興味ある方は是非、ご一読を。
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