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「ズレ」〜大学生についてのアンケート調査を2年間実施させて頂いた経験と調査結果の個人的に総括。

本日Twitterに連続投稿したもの少し整理してFacebookにアップします。

弊社が実施した、現在、大卒後に無業状態で支援機関を利用している若者を対象に行なったアンケート
『QOUL|大学生の生活満足度調査』(n260)では、25.4%の方が中退経験者でした。

中退時期を問う質問では、以下のように1年がもっとも多いという結果がでました。
1年31.8% 2年24.2% 3年13.6% 4年19.7%

これまで担任の指示に従い、クラスの流れに身を任せておけばよかったのに、急に大人扱いされて「主体性」を問われ、戸惑う新入生という姿が想像できるでしょう。高校から大学への変化を「破壊的変化」と言っている専門家の方もいますが、入学と同時に孤立し、この変化を超えれず中退を選択する人が多いのだろうと思います。大学1年次は非常にリスクの高くケアの必要な時期だと言えます。

大卒無業者となった彼らが在学中に感じていた孤立感については、以下のような結果が出ています。
とても頻繁に感じた20.8% 比較的頻繁に感じた18.1% 時々25.0%

そしてその孤独の強さが以下の結果。
非常強い孤立20.8% やや強い28.5% 少しの孤立38.5% 

程度の差はあるものの、大卒後に無業者になった若者は、学生時代に87.7%の方が少なからず孤立を感じていたことになります。この孤立というのは「他者と何らかの群を形成せずに、単独の状態にあって他者とのつながりや助けのない状態にあること(Wiki)」です。大学という集団の中の孤立が、非常に強い孤立やとても強い孤立を生むのだと思います。

参考までに、23年度に実施した現役大学生1,459名に対するどう調査の同質問では、とても感じるろ回答した方が4%いました。これを24年度学校調査の大学生総数の2,560,909人から割り出すと、実に10万人の学生が強い孤立感を持っていることになります。やや感じると回答した14%を足すと、46万人の大学生は少なからず孤立を感じていることになります。

大学生の自殺者が氷山の一角だとしたら、海面に沈んだ大きな塊が46万人の大学生なのではないでしょうか?

大学生についてのアンケート調査を2年間実施させて頂きました。この経験と、調査結果を個人的に総括させてもらうと「ズレ」という言葉に集約されると思います。


それは、「大学生は大学内の大人に頼っていないし、大学は大学外にある社会的リソースを頼りにしていない」というズレと、キャリア支援センターの方々が「来てさえくれれば」と言っていることと、学生から聴こえてくる「声を掛けて欲しい」ということのズレです。

とにかくすれ違っています。いや、ズレまくっているという印象を受けます。このズレが学生の声にならない悲鳴=微弱なSOSとなって様々なデータから聴こえて来ます。以下から無料ダウンロードが出来ますので、皆さんも是非データを手に取り、大学生、若者の自立について考えるきっかけとして下さい。

http://qoul.net/kekka.php
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