スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

困難を抱えた若者の“困難”とは社会が許容できなくなった個人の特性であることに改めて気付く。|平成24年度「QOUL|大学生の生活満足度調査」事業のご報告

以下は本日配信致しました、
株式会社シェアするココロのメルマガからの抜粋です。

24年度お世話になった皆さま、本当にありがとうございました。
シェアするココロを代表してお礼を申し上げます。
そして引き続き25年度も変わらぬお付き合いをしていただきますよう、
何卒よろしくお願い申し上げます。

今回は平成23年度から開始した厚生労働省の補助事業、
「QOUL|大学生の生活満足度調査」の24年度版の調査結果を、
ウェブサイト(http://qoul.net/)に公開致しましたので、
皆さまにご報告致します。

また、この度の調査にご協力下さった、
全国の地域若者サポートステーションの皆さまと、
ヒアリングにご協力いただいた利用者の皆さまにも、
心よりお礼を申し上げます、ありがとうございました。

今回の調査は、全国116カ所のサポステを利用している、
大卒及び大学を中退した方々
(以下、呼び方に賛否あると思いますが「大卒無業者」)に対し、
主に大学時代について訊ねるものとなっています。

23年度の大学在籍中の大学生へのアンケート結果と併せて考察することで、
大学内で困難を抱えた状況の方々の傾向や、
学内での支援策についてより具体的に検討する材料となったと思います。

支援の現場に現れる大卒無業者の方々が「同じ人?」と思わせるほど、
大学時代のエピソードが似通っていることを皆さまはご存知でしょうか?
その特徴は概ねこんな感じです。

①大学入学後、高校との大きな変化に戸惑いを感じすぐに孤立。
②就職活動の時期が来ても不安が強く就職活動を行わない。
③進路未決定で卒業。
④卒後フリーターを転々としながら、徐々にニート常態となり、将来の不安から来所。

今回、大学関係者でもある本事業委員の方々と議論する中で思ったことは、
彼らは「いつの時点で困難を抱えるのか?」ということと、
その困難を「誰が責任を持って対応するべきか?」ということです。

このことをずっと考えているうちに、
「その困難とはなにか?」という根本的な問題に辿り着きました。

正直に告白すると、
私は、「困難を抱えた若者」という言葉を千回以上使っていながら、
では、「その困難とは何か?」という根源的な問いから逃げていました。

言い訳はこうです。
「一人ひとり多様な課題を抱えているのでこれだということは言えない」
(お叱りを受けそうですが、実際そう考えている同業者は多いのでは?)
そしてこの多様な課題は何時間でも話せるんです。
でも「それを一言で言うと?」と問われたら「……」でしょう。

今回のアンケート調査で、
私にとっての大きな成果はこの答えが私の中で明確になったことです。

困難を抱えた若者の「困難」とは何か?
それは、社会が許容できなくなった個人の特性です。

今なら私はこう答えます。
そして、このことを国民的な合意としなければ、
私たち大人は、若者の特性を矯正することに注力し、
変われない若者たちを自己責任という言葉で、
社会から排除し続けてしまうのではないでしょうか。

社会の側を変える、
私たちが変わることを蔑ろにしてはいけないと思います。
このことを私たちが、どう考えるのか。

そして、大学がどのような社会的機能を果たしていくのか。
高校にもさかのぼって考える材料がここにあります。

是非、ダウンロードしてご覧いただき、
ともに、若者の未来とこの国の未来を考えていきましょう。

[株式会社シェアするココロ 代表取締役/石井正宏]

報告冊子データは下記URLより、ダウンロード頂けます。
http://qoul.net/kekka.php

また、弊社スタッフの本事業感想をメルマガ及びfacebookで紹介させていただきましたので、
ご興味をお持ちいただいた方は、是非、スタッフの思いもお読み下さい。
こちらからどうぞ。
株式会社シェアするココロ facebookページ

関連記事
スポンサーサイト
xmlns:og="http://ogp.me/ns#"
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。