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「4月1日から社会的所属を失ってしまった方へ」

4月1日という新年度の開始のこの日。

学校という所属を失った若者たちが大勢、
宙ぶらりんな気持ちでいるのではないだろうか?

ある人は解放感に浸り、自由を感じているかもしれない。

しかし、多くの若者は「さて、これからどうしたものか…。」と、
不安の中、じんわりと腰を降ろしているのではないだろうか?

引きこもりやニート状態の若者と多く出会い、
就労支援を行ってきた僕の経験から、
今日は僕なりの“こうしたらいいのでは?”を書いてみたいと思う。

まず、はじめに言っておきたいことは、
所属を失うということは、単純に失業ではない、ということ。
所属というものは、案外いろいろなカタチであるんだよね。

ただそれは、外国のように教会だったり、人種のコミュニティだったりしないから、
海外よりは選択肢が少ないのがこの日本の特徴だと思う。

僕が言いたいことは、
カタチの差こそあれ、「所属を持っていた人」と「所属を失った人」では、
その後の社会復帰を目指す際に、大きな違いが出るってこと。

この大きな違いとはなにか?

それは、いわゆる「ソーシャル・スキル」というもの。

僕なりにそれが何かということを書いておくと、
こう来たらこう返すっていう、いわゆる「あうんの呼吸」のこと。

これがわからなかったり、できないとけっこう浮く。
「えっ!?なんで?」っていう違和感の積み重ねはダメージがでかい。
このダメージで、対人恐怖症になったりする人もいる。

支援施設で仕事をしていると、あることに気付く。

それは無業期間とソーシャル・スキルの低下は、
必ずしも相関関係にあるわけではない、ということ。

無業期間が長くても、たまにケロッとというか、
ひょこっと「どうも〜」という感じで相談に来る人がいる。

相談員としては、
「この人、何が問題なんだろう?」と思う。

でも話を聞くと、卒業後3年間何もしてなくて、
このままじゃヤバいと思うけど、どうしていいかわからないという。

支援者的には、「さくっとどうにかなるじゃん」と思いつつ、
さらに話を聞くと、その人はボクシングのジムだったり、
草野球やフットサル、マラソンなんかのチームだったり、
仕事ではないけど所属を持って、他者との交流を持ってたりする。

(女性とこういうケースで話したことが、あまりないけど女子なら習いごとかな?)

さらに聞くと、「この間、スニーカーをもらっちゃって」とか、
けっこう可愛がられれてたりする。

ああ、こういうことなんだなあ、と僕は思ってる。

仕事をしてなくても所属を失わなわなければ、いつかなんとかなる。

てことで、僕からのアドバイスは、
所属を持った異世代の大人たちが集まる上記したようなスポーツのサークルや、
文化的なサークルに所属すること。
そうすると、ソーシャルスキルが落ちることがない。

ソーシャル・スキルが落ちなければなんとでもなる!

異世代っていうのは年上ってことなんだけど、
組織の中で決定権者だったり、融通を利かせられたりする立場に出会うってこと。
そんな中で「うち来る?」的な、クローズドな求人で仕事が決まることもある。
※ハローワークに出てない仕事は実はいっぱいあるんだぜ!

実はここが大事。

所属を失うと、ハローワークなどのオープン求人でしか勝負できない。
所属を持っていると、縁故的なクローズドな求人で、ありのままの自分で勝負ができる機会が生まれる。


だから、何か体力を落とさないためとか、知的好奇心を満たせたいとか、
遊びのためとかっていう軽い気持ちでもいい、
身近でサークル的なものに入ることを僕はオススメしたいと思う。



このブログは、NPO法人育て上げネットの工藤理事長が同名のブログ記事に対するアンサーソングのようなものです。

工藤氏には工藤氏なりのアドバイスがあり,僕には僕なりのアドバイスがある。
同じように、いろいろな大人からいろいろなアドバイスがきっとある。
いろんなアドバイスを読みながら、ひとつでも納得感のあるものを見つけ、
実践する若者がいたらいいなあ、ということで書かせてもらっている。

例えば僕のFBにはこんな書き込みがあった。

森林ボランティアなんかも良いですよ。世代の幅が10代~80代まで広いし、スポーツほどストイックにならないので、気軽に参加できると思います。



こんなアドバイスがたくさん集まれば、
なんらかのアーカイブスになるのではないだろうかと思い書かせてもらった。

何かのお役に立てれば幸いだ。
NPO法人リスタート・影山貴敏のブログ
社会的所属を失った経験――ぼくの場合


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