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困難を抱えるお子さんを持つ保護者の前で僕が緊張する理由。

困難を抱えるお子さんを持つ、
保護者のためのセミナーの講師を務めてきた。

僕は誰も信じてくれないが人見知りで、
とても緊張するタイプなんだけど、
中でも特に保護者セミナーと保護者の相談がとりわけ緊張する。

とんでもない状況を子どもと過ごしているのかもしれないので、
ジョークを入れて和ますことがいいことなのか?
今日も保護者同士のワークショプは、嫌がられないか緊張した。

そんな緊張感が、常に自分の中ではこの2つの仕事にある。

自分も子どもを持つ親として、
どこにも逃げられない抜き差しならなさを感じるのだ。

そしてどこかに、
自分の話を聴いたって、何も変わらないのではないか?
という現場主義の自分が、
どこかで講師という自分を嘲っているような気もする。

自分を鼓舞する思いはただひとつ。

保護者が僕ら支援者のチームに入ってもらえなければ、
或いは逆に、僕ら支援者を家族というチームに加えてもらえなければ、
僕らのMissionを達成する可能性はぐっと下がる。

だから保護者へのエンパワメントは重要なことなのだ。

僕は訪問販売という仕事をしていた時期がある。
(昨日も昔話しだったなあ…。年を取るというのはこういうことか?)

高額の商品を訪問し、欲しくもない商品を欲しくさせ、
買ってもらう、それが訪問販売。

そんなものもが売れるはずがないと誰もが思う。
しかしそれが売れる。しかも僕はトップセールスマンだった。
今ならもっと売る自身がある(笑)

訪問販売には、
一定期間、説明不要で無条件で申込みの撤回または契約を解除できるクーリングオフがある。

これは何か?

買った時にかかった魔法が解けたのだ。

僕も何度かクーリングオフをもらったことがある。
商品を引き取りに行くときの無念さは、
別れた女の部屋に荷物を取りに行くような気分だ(そんなことはしたことないけど)。

話が脱線しそうなので元に戻そう。

保護者セミナーは、
エンパワメントというある種の魔法をかけるイニシエーションかもしれない。

キャリアのある支援者の成功事例を聞いていると、
何か自分の家族の問題も解決しそうな気がし、
これまで先送りしてきた問題に向かい合おうと思う、
という気持ちになる。

しかし、クーリングオフという稀有な経験を持つ僕が想像するに、
家の玄関をくぐり、靴を脱ぎ、荷物を置き、
リビングのソファーに体を預けた瞬間に魔法は解けているだろう。

それではこのMissionは成立しない。

そのためには支援者と離れていても
保護者の皆さんにエンパワメントし続ける仕組みが必要だ。

そんなことを思うと、
今、保護者の前に立つ自分が、今果たすべき役割が何か、
そんなことを考えれば、緊張しないわけがないのだ。
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