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キャリア支援センターに来ない潜在的なウォンツ学生を、どうすれば明確なニーズ学生に変えられるのか?

起業する前に、
きっと読んでおくべきことだろうと感じて読んだ
マーケテョングの本を久しぶりに読み直している。

やはり実践を踏まえた後に読むと、
ひとつひとつのセオリーが実際のプロジェクトや、
セミナーのネタとしてくっきりとイメージの輪郭ができる。

その中から大切な気付きを紹介したいと思う。

マーケティングでは、
潜在的な欲求をウォンツ、顕在化した必要性をニーズという。

購買行動では、なんとなくいいな程度のウォンツの段階では購買には至らず、
これを何らかの仕掛けにより、必要(ニーズ)だと思わせてやっと購買行動に移る。
よって、マーケティングとは潜在的なウォンツを刺激し、
どうやってニーズを換気させるかを考える仕掛けといえるだろう。

例えばこれを、大学のキャリア支援センターに置き換えて考えてみよう。
サポステでもまったく同じことが言えるので、参考に読んでみてほしい。

キャリア支援センターに足を運ぶ大学生は、
たとえ主訴が曖昧だったとしても、
明確なニーズを持っているから来所しているといえる。

逆に言えば、
潜在的なウォンツではキャリア支援センターに相談には来ない
これは、どんなに腕のいい窓口対応の相談員でも、
このウォンツの状態の大学生に会うことはできないことを意味している。

キャリア支援センターのボトルネックは間違いなくここにある。

例えば弊社の調査事業「QOUL|大学生の生活満足度調査」では、
キャリア支援センターでの相談ニーズを満たしていない学生は、
全学生中55%以上の過半数であるという結果が出ている。

しかし、同調査からは、
大学生の52%が将来ニートになる不安を抱えている調査結果もでている。

大学生は将来に不安を抱えている。
潜在的には誰かに相談したいというウォンツを持っているのは明らかだろう。
しかしそのウォンツを具体的な危機感としてのニーズに変える仕組みを、
ほとんどの大学が持っていない、といえるのではないだろうか。

では、相談員はどうやって、この若者に出会うのか?

手前味噌ながら、僕が神奈川県立田奈高等学校の図書館で行っている、
交流型の相談事業『青春相談室田奈Pass』を紹介したいと思う。

『田奈Pass』は、
学校図書館内に何の気なしに相談員である僕が本を読んだりしていて、
何の気なしに現れた生徒とお弁当を食べたり、お喋りしながら交流をしている。

この時、生徒に明確な相談の意思があるわけではなく、ウォンツ状態といえる。

『田奈Pass』は、ウォンツの状態の生徒と出会い、
交流の中からニーズを顕在化させ、相談がはじまるのである。

そのニーズがスク−ルカウンセラーだったり、
このブログでも何度か紹介しているバイターンの場合もあり、
『田奈Pass』がハブとなり、
様々な学校内外の支援とのコーディネートを果たしているともいえる。

『田奈Pass』の革新性は、担任も本人も気付いていないウォンツを掴むところにある。

そしてこの微弱なSOSともいえるウォンツは、
図書館という磁場に吸い寄せられるようにできているのではないか?
僕は大学図書館が、より顕著に強い磁場になっているのではないかと推察している。

次年度は、大学内でのウォンツを掴む交流型の相談事業というのを
模索していきたいと考えている。
ご興味をお持ちいただいた大学関係者の方、
まずはディスカッションからはじめてみませんか?

是非、お気軽にご連絡下さい。お待ちしております。
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