2014年04月

子どもはママの視線が大好物~子どもといるときはスマホをしまおう~

滑り台

子どもの大好物は“承認”です。

小さな子どもが滑り台のてっぺんに上がって、まずすることってなんだと思いますか?

それはお母さん(或いはお父さん)を探すことです。

子どもって、常に承認の欲求を満たそうと必死というか、自分を見てもらっているということが、最高のご褒美であり、満足なんですよね。

だから、承認の欲求とは褒めてあげることよりも、まずその瞬間に目と目が合うこと、「ちゃんと見てるよ」「今のすごかったね!ちゃんと見てたよ」っていう笑顔を返すことだと思うんですよね。

お母さんたちは何を観ているのか?

天気の良かったある日、公園でランチしながら、思い思いに遊びに耽る子どもたちを眺めながら、自分の子どもが小さかった頃を思い出しながら、そんなことを思ったんです。

ふと、保護者を見てみると、みんなスマホに夢中で、子どもを見ていない人がとても多く、子どもたちに勝手に寄り添っていた僕はがっかりしてしまいました。

子どもたちは、お母さんに手を振るために上げた手を下ろし、表情ひとつ変えずに、キャッキャと滑り台をまた降りていきます。

公園で滑り台のてっぺんでお母さんを見つけたら、下を向いてスマホしてるって、子ども的にすごく寂しいことだと思うんですよね。

受け入れられ経験の少ない若者たち

こんなことを思うのは、課題集中高校と言われる高校の生徒たちと関わっていると、これまでに大人や仲間たちからの承認をあまり受けてこなかったという生徒が多いんです。

端的な言葉として先生がおっしゃって印象に残っているのは「この子たちは、これまで一度もスポットライトを浴びてこなかったんですよね」という言葉。

子どもたちにとっての一番のスポットライトって、親の視線なんじゃないかな?

そして、僕が関わって来たひきこもりの若者も同じことが言えるんですよね。

失敗も含め、自分がどう受け入れてもらえてきたかは、本人の自尊心や自己肯定感にそのまま繋がっているんです。

夢を持てと言う前に…

マズローの欲求段階説で、承認の欲求は上から2番目、一番上の自己実現の次に位置しています。

承認の欲求が満たされない子が、何か夢を見て、自己実現のために努力することはできないんですよ、きっと。

子どもに「◯◯ちゃん、大きくなったらなにになりたいの?」とか、よく聞きますよね?

小さいうちは「ケーキ屋さん」とか答えるけど、承認されずに成長していくと、段々夢が持てなくなっていくんだと思います。

「うちの子、なんにもやりたいことがないみたいで…」

これは、保護者相談でよく出てくるワードです。ひょっとしてですが、その言葉はこんな風に言えるかもしれません。

「うちの子、私があんまり関心もたずにあんまり見てあげないで育てちゃったから、なんにもやりたいことが持てないみたいで…」

僕も今の時代に子育てを真っ盛りだったら、同じようにスマホでそこにいない友人とLINEしていたかもしれないし、

シングルのお母さんたちは、子どもを遊ばせながらも仕事のやり取りしてるかもしれませんので、できればしまいたいものですよね、ということでしめさせてもらいます。

最後に、スマホを弄ると目の前の大切な人が消えていくという、大切な人といるときはスマホをしまおうという啓蒙動画をご覧下さい。僕もこれ観た後の公園だったんですよね。考えさせられます。
スポンサーサイト
xmlns:og="http://ogp.me/ns#"
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。